STAFF BLOG

ヒロシゲスタッフのブログです♪(不定期更新)

こんにちは!

宇部店スタッフ三好です。

今年は暖冬ということで、各地の降雪の少なさや平均気温の高さが報道されていますが、人一倍寒がりの私は暖冬と聞いてもピンとこず、引きこもりがちに…(:_;)

風をまともに受けてしまうロードバイクはしばらくお休み…(笑)

最近は短い時間、距離でも楽しめる、グラベル(未舗装路)を含む30~60㎞ほどの距離を、のんびりサイクリング、というスタイルで自転車生活を送っています。

私の愛車、TREKのグラベルロード、CHECKPOINT ALR5


未舗装路は楽しい!…の裏側に潜むリスク

 

未舗装路区間には、舗装路では味わえない楽しみがあります。

落ち葉や砂利を踏みしめるタイヤの音、土の香り、植物の色といった、五感を刺激する情報。

舗装路とは違い、バランスを取らないとコケてしまうかも、というドキドキ感。

オンロードサイクリングでは味わえないアドベンチャー感を感じられます。

…しかし

そう、パンクする確率が高いのです。

舗装路と比べ、植物のとげ、とがった石などなど…パンクを誘発する要因が多いんです。

私もグラベルサイクリングをするなかで、計5回!のパンクを経験しました。

うち3回は植物の小さなとげが刺さりパンクというパターン。

ライド中は気づかず、翌日にタイヤがベコベコになっていて発覚!

タイヤを見てみると2mm程度の植物のとげが刺さっていました。

残りの2回がリム打ちパンク。

未舗装路でのグリップ増を狙い、前後とも3bar弱くらいにセッティングして、

未舗装路区間を走行中、落ち葉に隠れたグレーチングの段差を見落とし、

そのまま突っ込んでしまい、いや~な感覚…しばらく走っていると両輪ともボヨンボヨンに…(:_;)


そこで、チューブレス化!

 

長い前置きでしたが、パンクの低減、乗り心地の向上のため、

マイCheckpointをチューブレスにしようと決意しました!

…そもそもチューブレスってなに?

という方は、サイクルスポーツさんがメリット、デメリット含めて

わかりやすく記事にしてくれていますので、下記をご参照ください!

よく分からない人必見! チューブレスレディの基礎知識

(※Checkpointの純正ホイールはシーラントを使用する、「チューブレスレディ」タイプです。

それではチューブレスにするための流れを写真つきで見ていきましょう!


必要なもの

 

写真上段左から、シーラント、チューブレスレディ対応タイヤ

下段左から、チューブレスリムストリップ(白いやつです)、チューブレスバルブ

今回チューブレス化するにあたって、元々ついていたタイヤとブロックパターンの違うものをチョイスしました。

左が変更後のBontrager GR2 Team Issue Gravel Tire

右が元々ついていたBontrager GR1 COMPです。

GR2のほうがブロック1つ1つの高さがあり、普段走っているルーズ目な砂利道や、

水はけの悪い泥交じりの道などでのトラクション増に期待しての変更です。

タイヤ幅は同じ40Cをチョイスしました。


作業の流れ

 

まずはもともとついていたタイヤ、チューブを外します。

タイヤ、チューブを外すとこんな感じで、リムストリップが装着されています。

バイクによっては、もともとチューブレス用のストリップが装着されていることもありますが、これは違うので外します。

リムストリップを外すとこんな感じ。

リムにはスポークを通すための穴が開いていて、これを塞ぐためにストリップを装着する、というわけです。

クリンチャー(チューブドタイヤ)にしろチューブレスレディにしろ、リムストリップは消耗品ですので、定期的に交換してあげましょう。

チューブレスバルブとチューブレス用ストリップを装着していきます。

※バルブ、リムストリップにはサイズ等種類があり、なんでも良いというわけではないので、都度ご相談ください。

ピッチリと取り付けることができます。さすが純正品。

このピッチリ、というのが重要で、取り付けが甘かったり、サイズの違うものを取り付けると、空気の保持力が著しく弱くなってしまいますので注意が必要です。

バルブ、リムストリップが装着できたら、タイヤを取り付けます。

通常のクリンチャータイヤと同じく、タイヤレバーなしでも取り付けが可能です。

…あれ?バルブキャップも替わってませんか…?

Granite Design バルブキャップ(コアリムーバー付)

今回はこちらのバルブキャップを導入。デザインもさることながら、

バルブコアリムーバーとしての機能もあるスグレもの。

バルブコアリムーバーってなんぞや?

この後の作業を見ながら説明したいと思います。

タイヤが装着できたら、一度空気を入れて、タイヤのビードを上げます。

さすが同じメーカー同士の組み合わせ、普通のフロアポンプでビードがしっかり上がります。

ビードが上がったら、一度空気を完全に抜いてしまいます。

※空気を抜いておかないと、バルブコアを外すときにコアが飛んで行っちゃうのでご注意ください。

その後バルブコアリムーバーを使って、バルブコアを外します。

おっ、出てきましたね、バルブコアリムーバー

こんな感じで取れます。

バルブコアというのは、バルブに組み込まれたパーツで、バルブを弁として機能させる心臓部です。

これを付けたり外したりするのがバルブコアリムーバーというわけです。

先ほどのバルブキャップは、本体側面に四角い穴が開いていて、

このように使うとリムーバーとしても使えるという商品なのです!

すでにチューブレスにしている、という方にはオススメですよー!

バルブコアが外せたら、シーラントを準備していきます。

タイヤに注入しやすいよう注射器にメーカー推奨量を入れます。

そしてバルブコアを外したバルブに注射器を装着し注入!

このようにバルブからタイヤ内にシーラントを入れるので、バルブコアを外す必要があるんですね。

シーラントを注入し終わったら、バルブコアを取り付け、再度空気を入れていきます。

空気を入れたら、タイヤ内全体にシーラントを行き渡らせるために、ホイールを車体につけて回転させます。

著しい空気漏れがないようであれば、実走してしまうのも効果的です。

空気が漏れていないことが確認できたら完成です!


完成!実走してみて

 

チューブレス化を果たし、実走してきました!

何度かパンクを経験したいつものグラベルルートで実験!

空気圧はチューブドで運用していたときよりもさらに空気圧を下げて2barほど。

チューブが入ってないので、リム打ちパンクを恐れず空気圧を下げられます。

走ってみると舗装路ではかなり乗り心地が良くなっているのがわかります。

そして路面状況の悪い上り坂でのトラクションのかかりが良い!

タイヤパターンの違いによる恩恵もあるのでしょうが、それ以上に未舗装路区間でのグリップ感の良さは、

チューブレスならではの、低圧での運用ができることが大きいように感じます。

チューブドで悩まされた、小さなとげが刺さって起こるパンクも、運よく今のところありませんが、

小さな穴であれば、シーラントが塞いでくれる、という安心感もあります。

もしパンクしても修理手順に関しては、チューブドの時と大きくは変わらないため、私にとってはいいことづくめでした。


長くなりましたが…

 

チューブレス化は未舗装路を走る機会の多い、グラベルバイクや、MTBには特におすすめです!

最近の完成車には、チューブレスレディに対応したホイールセットがついているものが多く、今回見ていただいたように、チューブレスレディタイヤ、リムストリップ、チューブレスバルブ、シーラントを用意すれば、ホイールを変えなくてもチューブレス化できるようになっています。

私のようにパンクに悩まされた経験のある方、乗り心地を良くしたいという方

チューブレス化にご興味のある方はぜひ店頭にてご相談くださいませ。